
2011年03月17日
タイから見た今の状況
こんにちはNAPPYです。
日本で発生した今回の東北大震災ですが、震災、津波の災害状況を見た時は涙、涙でしたが、その後の避難所の状況、原発の問題および一向に結果のでない対策を見るにつけても、泣いている場合ではないという気持ちになってきました。
本文には関係ありませんが...
(近所のレストランで食べられるハーブ満載の「ミアン」です)
3月12日以来、タイでも毎日のトップニュースが日本のこの震災関連になっています。寄付金、物資の供給は官民を上げてぞくぞくと集まっており、タイ農産関係の最大手「CPフーズ」は冷凍の「鶏から揚げ」を何トンも船と飛行機を使って日本に届けるそうですし、タイに進出している日系企業からの寄付もずいぶん多いと聞いています。
「最低でも6ヶ月日本人被災者のタイへのノービザ滞在を認めては」という声もでているそうです(これを言ったのは、今亡命中のT氏だそうですが...)。
なにか具体的に、できることをする!しかもすぐに!というのがキーワードかと思います。
私個人は微小な寄付金以外は両親に毎朝電話して状況を聞くぐらいのことしかできていないのですが、海外のマスコミ、政府の危機感あふれる報道とと日本在住者(東京、東村山市)の話の温度差が微妙に気になっています。
NHKで私が見ている範囲では報道されていないようですが、フランス政府は自国民の帰国用の航空便を飛ばすそうですし、タイ政府も同様に救援物資を輸送した飛行機で自国民の帰国を進めるそうです。諸外国一律自国民の帰国を勧告しているようです。
ただでさえ大変な今の日本の皆さんに、更なる不安を追加することは私の主旨ではありませんが、今広報されている内容に1つ、2つプラスするぐらいの自衛手段および安全措置をとられた方がいいという気持ちがとても強いのが事実です。
タイではクーデター騒動の際ですら、飲料水、食品など最低でも1週間ぐらいは備蓄するように、と言われました。また赤シャツ騒動程度のことでも広い範囲で夜間外出禁止令もでたりしました。暴動が起こりうるからということはあると思いますが、トップダウンで安全措置が進められるわけです。
しかし日本はすべてが国民各自の判断に任されているように感じます。それだけ国民の意識レベルが高いということなのかもしれませんが、未曾有の事態にそうそう判断がつくものでもないのではないかと...。ましてそれぞれ年齢も職業も違うところで...。
会社勤めの私は、自分で対応できない問題があれば上司に報告しています。ここしばらく社内における上司は社長1人であることが多かったのですが、上司の手にもあまる場合は、さらに決済権のある株主(オーナー)の判断にゆだねるというパターンでした。
今回の原発問題、国のオーナーというべき最終決断権を持つのは、一体誰なのでしょうか...。今現在、明日早朝より、放射線保護服で装備した自衛隊員が原子炉に対する散水を開始するというニュースですが、なんとか一刻も早くこの事態が収束することを祈りつつ、また最良の判断と決断が取られることを願ってやみません。
なんだか混乱した内容になってしまってすみません。寒い中つらい避難所生活を送られている皆さんが、せめて1日も早く暖かい場所で、きちんと食事と睡眠を取れるようになることを祈っています。


日本で発生した今回の東北大震災ですが、震災、津波の災害状況を見た時は涙、涙でしたが、その後の避難所の状況、原発の問題および一向に結果のでない対策を見るにつけても、泣いている場合ではないという気持ちになってきました。

(近所のレストランで食べられるハーブ満載の「ミアン」です)
3月12日以来、タイでも毎日のトップニュースが日本のこの震災関連になっています。寄付金、物資の供給は官民を上げてぞくぞくと集まっており、タイ農産関係の最大手「CPフーズ」は冷凍の「鶏から揚げ」を何トンも船と飛行機を使って日本に届けるそうですし、タイに進出している日系企業からの寄付もずいぶん多いと聞いています。
「最低でも6ヶ月日本人被災者のタイへのノービザ滞在を認めては」という声もでているそうです(これを言ったのは、今亡命中のT氏だそうですが...)。
なにか具体的に、できることをする!しかもすぐに!というのがキーワードかと思います。
私個人は微小な寄付金以外は両親に毎朝電話して状況を聞くぐらいのことしかできていないのですが、海外のマスコミ、政府の危機感あふれる報道とと日本在住者(東京、東村山市)の話の温度差が微妙に気になっています。
NHKで私が見ている範囲では報道されていないようですが、フランス政府は自国民の帰国用の航空便を飛ばすそうですし、タイ政府も同様に救援物資を輸送した飛行機で自国民の帰国を進めるそうです。諸外国一律自国民の帰国を勧告しているようです。
ただでさえ大変な今の日本の皆さんに、更なる不安を追加することは私の主旨ではありませんが、今広報されている内容に1つ、2つプラスするぐらいの自衛手段および安全措置をとられた方がいいという気持ちがとても強いのが事実です。
タイではクーデター騒動の際ですら、飲料水、食品など最低でも1週間ぐらいは備蓄するように、と言われました。また赤シャツ騒動程度のことでも広い範囲で夜間外出禁止令もでたりしました。暴動が起こりうるからということはあると思いますが、トップダウンで安全措置が進められるわけです。
しかし日本はすべてが国民各自の判断に任されているように感じます。それだけ国民の意識レベルが高いということなのかもしれませんが、未曾有の事態にそうそう判断がつくものでもないのではないかと...。ましてそれぞれ年齢も職業も違うところで...。
会社勤めの私は、自分で対応できない問題があれば上司に報告しています。ここしばらく社内における上司は社長1人であることが多かったのですが、上司の手にもあまる場合は、さらに決済権のある株主(オーナー)の判断にゆだねるというパターンでした。
今回の原発問題、国のオーナーというべき最終決断権を持つのは、一体誰なのでしょうか...。今現在、明日早朝より、放射線保護服で装備した自衛隊員が原子炉に対する散水を開始するというニュースですが、なんとか一刻も早くこの事態が収束することを祈りつつ、また最良の判断と決断が取られることを願ってやみません。
なんだか混乱した内容になってしまってすみません。寒い中つらい避難所生活を送られている皆さんが、せめて1日も早く暖かい場所で、きちんと食事と睡眠を取れるようになることを祈っています。

